日本の平均寿命

求められる介護福祉 ~日本の平均寿命~

2008年の日本人の平均寿命は、女性86.5歳、男性は79.29歳で、男女とも過去最高を更新し、世界でもトップレベルの平均寿命を誇っています。

戦後間もない頃からすると約30年も寿命が延びているのです。
この急速な寿命・高齢化は経済成長によって生活水準が向上したことや、医療技術や衛星技術の進歩によってもたらされました。

イメージグラフ

続いて日本の人口の移り変わりを見るために、大正9年と平成17年の男女の年齢別人口を示した人口ピラミッドをご用意しました。

グラフ

茶色が過去、グレーが現在です。
過去は若い世代が多く、高齢者が少ない三角形のような形をしているのに対し現在は若い世代よりも中高年、高齢者が多いのが見受けられます。

医療の進展や衛生面の向上によりもたらされた長寿国家、日本。

これからは、高齢者を支えていく社会になるといっても過言ではありません。
しかし、日本には支える側の問題となる少子化問題があります。

0歳から14歳の年少の人口は2003年には1700万人台だったのが、2050年には1084万人となり、総人口のおおよそ10%前後に落ち込むと予想されています。
2008年、少子化の一つの目安となる合計特殊出生率(1人の女性が1生のうちに産む子供の数を示す)は1.38人と、過去最低を記録した2004年の1.29人からは三年連続の上昇を保ちましたが、この数値を下回ると総人口が減少に転じるという2.08人を大きく下回っていることに変わりはありません。
女性の晩婚化、高学歴化、シングル志向、社会進出などさまざまな原因があげられます。

つまり、高齢者を支えていく若い世代が減っているということなのです。
団塊の世代が後期高齢期を迎える2025年の高齢者の人口は3312万人と言われており、その時の年少の人口1600万人弱の倍以上にもなると予測されています。